アメリカのユーモアに学ぶ

 アメリカでは1982年に、医師や心理学者を中心に「笑い療法学会」が発足されて以来、医療における「笑い」の効用が本格的に研究されています。
学会発足に際して開かれたシンポジウムでは、以下のことが確認されました。

 (1) 大笑いによってリラックスすると、自律神経の働きが安定する。

 (2) 強力な鎮痛作用をもつエンドルフィン(モルヒネの6倍以上の鎮痛作用をもつ)という神経伝達物質が増加し、痛みを忘れてしまう。

 (3) 情動をつかさどる右脳が活性化され、ストレスで左脳を使う人にとって、リラックス効果があると考えられる。

「笑い」が、心と身体に大きな影響を与えることを示しています。




 アメリカにはクラウンという仕事があります。
日本では道化師とかピエロと呼ばれるものですが、アメリカではサーカスやミュージカルなどでスポットライトの当たる陽気な人気者ですし、子供達には賛美歌を教えるという形で伝道活動に参加したり、病院や養護施設をボランティアで訪れたり、いろいろな場で活躍しています。

 クラウンの果たす役割として「観る人を楽しませる」というのが一般的な見方ですが、一方最近ではクラウンセラピーといって、クラウン活動をすることによって逆に自分の方が癒される、一種のアートセラピーとして注目されております。衣装をつけ、メイクをしてなりたい自分になっていく過程で自分を客観化することになります。

 このクラウンのセミナーでよく言われるのは無理してウケをねらうなということです。相手に対してあなたが心を開いて心の底から微笑みをあげれば、相手も自然に楽しくなるんだから、ということを繰り返し教えられます。自分も相手も自然に笑える環境を育てる場がアメリカの社会にはあります。

 アメリカ人の会話にも、ユーモアはつきものです。ユーモアは、自然にコミュニケーションの潤滑油となっています。
「笑い」が、仕事も家庭もコミュニケーションを滑らかにし、リラックスした状態に場を包んでくれるということです。

 笑いの効用を、医療や福祉の現場に生かす試みが最近進められています。心身に及ぼす笑いの効用が、最近の研究で科学的に証明されてきたからです。
つくり笑いでも、効用があるそうです。
笑いは健康のもとです。笑うのに費用はかかりません。 おおいに笑って元気に暮らしましょう。




▲ このページのトップへ

 

MENU

リンク集

Copyright (C) 笑いの効用 一日一笑健康生活 All Rights Reserved.